新勝寺は成田のお不動様として親しまれ、歌舞伎の成田屋・市川團十郎丈、海老蔵丈など多くの人々が江戸の昔から参詣する霊場。
寛朝大僧正が天慶3年(940年)に開山した真言宗智山派の大本山。本尊の不動明王は、平安時代、嶬峨天皇の勅願により弘法大師が一刀三礼、敬慮な祈りを込めて彫り開眼。
朝夕に天下泰平・五穀豊穣・万民豊楽の護摩法を修せられた霊験あらたかなご尊像。朱雀天皇の天慶2年(939年)、平将門の乱平定の為、寛朝大僧正によって当地に還座、成田山が開山。
仁王門は天保2年(1831年)再建。左右には密迹金剛・那羅延金剛、裏仏には広目天・多聞天が奉安され、境内入口にあって伽藍守護の役目をしている。
門に隣接して仁王池(放生池)があり、生きものの生命をいとおしむ「不殺生」を伝えている。
JR/京成成田駅から徒歩で10分