大阪で古くから栽培されてきたいちじく
大阪のいちじく栽培の歴史は古く、明治時代以前から栽培されていたとされています。都市部に近いという大阪の地理的な利点を生かし、収穫した果実を新鮮な状態で消費地へ届ける近郊農業の中で、いちじくの栽培が発展してきました。
現在では、大阪の南部を中心にいちじく畑が広がっています。特に羽曳野市や河南町などの南河内地域、そして泉州の岸和田市などが主な産地として知られています。
大きくて甘い「桝井ドーフィン」
大阪で主に栽培されている品種は「桝井ドーフィン」です。果実が大きく、甘みが強いことが特徴で、完熟した果実はとろけるようにやわらかな食感になります。
いちじくは皮をむいてそのまま味わうほか、ジャムやコンポート、スイーツなどにも利用できます。新鮮な大阪いちじくなら、まずは完熟した果実をそのまま味わい、豊かな甘みと独特の食感を楽しむのもおすすめです。
食物繊維も豊富な果物
いちじくは食物繊維を豊富に含む果物としても知られています。大阪いちじくは、甘くておいしいだけでなく、日々の食生活に取り入れやすい果物としても親しまれています。
一つ食べることで、1日に必要とされる食物繊維の約1割を摂取できるとされており、旬の時期にはデザートやおやつとして手軽に味わうことができます。
旬は7月から10月
大阪いちじくの旬は7月から10月です。夏から秋にかけて、完熟したいちじくが店頭に並びます。
都市近郊で栽培されることで、収穫から食卓までの距離を短くできるのが大阪いちじくの魅力です。南河内や泉州を訪れた際には、産地ならではの朝採り完熟いちじくを味わい、大阪の農業が育んできた濃厚な甘みを楽しんでみてはいかがでしょうか。