「天下の名瀑」として知られ、「日本の滝百選」にも選ばれている滝。幅5メートル、落差は33メートルあり、岸壁から水が一気に流れ落ちる様子ダイナミックな光景です。
「箕面」の名は、木々の間から流れ落ちる姿が農具の「箕」に似ていることから呼ばれるようになり、地名もこれに由来しているといわれています。
大滝周辺には美しい自然が広がり、春は新緑のモミジが映え、夏はクールスポットとして、冬は雪化粧の滝も人気です。
特に秋は紅葉の名所であり、多くの人で賑わいます。燃え立つような真っ赤な紅葉が、滝をより美しく引き立てています。
箕面大滝は、山地に広がる風光明媚な自然公園の明治の森箕面国定公園内にあり、壮大な箕面の滝から森林を縫うような渓谷となっていて、一帯には980種もの植物や3,000種を超える昆虫が生息しています。
箕面山は古くから山岳仏教の聖地で、古くは修験道の道場でした。役行者が開いたという修験道の根本道場・瀧安寺(箕面寺)などの古刹も見られます。
また、滝へ行く途中の道にある昆虫館は、1万点近くの昆虫の標本に加えて、大温室・放蝶園には約30種200匹以上の蝶が飛び交い、四季を通じてその生態が観察できます。
入園無料
阪急箕面線「箕面駅」から徒歩約35分