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太陽公園

(たいよう こうえん)

世界を巡るテーマパーク

太陽公園は、兵庫県姫路市の峰相山山麓に位置するユニークなテーマパークです。世界中の石造建築や遺跡、石像などを再現した「石のエリア」と、山城「白鳥城」をメインとする「城のエリア」の二つのエリアに分かれており、訪れる人々に異国情緒あふれる体験を提供しています。

石のエリア: 世界の遺跡と石像の宝庫

天安門広場やモアイ像を間近で

太陽公園の「石のエリア」は、1992年(平成4年)10月1日にオープンしました。このエリアの目玉は、全長2キロにわたって再現された壮大な万里の長城と、1000体の兵馬俑が展示された兵馬俑展示館です。これらの展示物は、実物大で作られており、訪れる人々に本物さながらの迫力を体感させます。

さらに、天安門広場やイースター島のモアイ像、マーライオン、五百羅漢など、多数の世界的に有名な石像や建造物が再現されています。これらは全て実物大で作られており、まるで世界一周をしているかのような感覚を楽しむことができます。

万里の長城と兵馬俑

万里の長城は、全長2キロにわたり敷地内に再現されており、その壮大さは訪れる人々を圧倒します。また、兵馬俑展示館では、1000体の兵馬俑が発掘現場そのままに再現されており、まるで古代中国にタイムスリップしたかのような体験ができます。

その他の見どころ

このエリアには、凱旋門、エジプトのピラミッドとスフィンクス、マチュ・ピチュの遺跡、磨崖仏、双塔寺、鶏足寺など、多彩な建物や遺跡が点在しています。これらの建造物は、石の質感や細部に至るまで忠実に再現されており、その完成度の高さには驚かされます。

城のエリア: 白鳥城と匠の街

白鳥城: ノイシュヴァンシュタイン城のレプリカ

「城のエリア」は、2009年(平成21年)4月19日にオープンしました。このエリアのメインである「白鳥城」は、ドイツ南部にあるノイシュヴァンシュタイン城を模して建てられた山城です。白鳥城へは、専用のモノレール(嘉穂製作所製のスロープカー)を利用するか、徒歩で山を登ることができます。山麓には、レストランや土産物店などが揃うウェルカムハウス「スワン」があり、ここで一息つくことができます。

匠の街 Rainbow: 工芸品製作の実演

城のエリアには、白鳥城の他にも、工芸品製作を実演する「匠の街 Rainbow」など、興味深い施設が数多くあります。訪れる人々は、伝統的な工芸品の製作過程を間近で見学でき、また、実際に購入することも可能です。

イベントと活動: 太陽公園での多彩な催し

太陽公園の広大な敷地では、様々なイベントが年間を通じて開催されています。かつては毎年8月10日に「火祭り」が行われており、お水取りのような伝統行事や花火イベントも催されていました。近年では、スーパーカーや旧車のイベント、コスプレのイベント、ミュージシャンのライブなど、幅広いジャンルの行事が行われています。

社会福祉との連携: 障害者雇用の場として

太陽公園は、社会福祉法人愛光社会福祉事業協会(太陽福祉グループ)によって運営されています。このテーマパークは、単なる観光地ではなく、障害者の雇用の場としても機能しており、入場料などの収入は障害者への給与などに充てられています。園内には福祉施設である三光園や愛光園も併設されており、地域社会とのつながりが大切にされています。

おもな展示物・施設

石のエリア

「石のエリア」には、以下のような主要な展示物があります。

石像等
建造物、遺跡等

城のエリア

「城のエリア」には、以下の施設があります。

利用案内: 太陽公園へのアクセス

入場料

太陽公園の入場料は以下の通りです。

営業情報

営業時間は9:00〜17:00で、年中無休で営業しています。

アクセス

太陽公園へのアクセスは以下の方法があります。

姫路駅方向からは、「打越新田・太陽公園北」は打越を経由するバスと、「白鳥台3丁目」を経由するバスで交差点の南側か西側(打越方向は小屋あり)で位置が違うため、乗車時には注意が必要です。

Information

名称
太陽公園
(たいよう こうえん)
Taiyo Park
エリア
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