West Side Park(サファリパーク)
姫路セントラルパークのサファリパークは「West Side Park」と呼ばれ、ドライブスルー形式で自家用車による探検が可能です。チーターやライオン、トラなどの肉食動物セクションをはじめ、シマウマや大型草食動物のセクションなどがあり、日本国内でも希少なキングチーターの観察もできます。
また、ウォーキングサファリでは、ベアバレーやモンキーマウンテン、フライングケージなどの多彩なエリアがあり、訪れる人々に動物たちとのふれあいを提供しています。
ドライブスルーサファリ
自家用車、サファリバスでエリアを探検できます。自然に近い状態で過ごす肉食動物や草食動物を、車窓から間近に見ることができます。
チーターセクション
日本国内の動物園4か所(姫路セントラルパーク・多摩動物公園・アドベンチャーワールド・秋吉台サファリランド)でしか飼育されていないキングチーターを観察することができます。
その他のセクション
ライオンセクション、トラセクション、草食Aセクション、草食Bセクション、草食Cセクション、シマウマセクション、大型草食セクションでは、さまざまな動物を見ることができます。
ウォーキングサファリ(野生の国)
ベアバレーやモンキーマウンテン、フライングケージ、ウォーキングアベニューなど、歩いて探検することができます。また、チャイルズファーム(ふれあいの国)では動物たちと触れ合うこともできます。
動物と触れ合うチャイルズファーム
チャイルズファームでは犬や小動物とふれあうことができます。
スカイサファリ(ゴンドラリフト)
スカイサファリは、2001年に開催された「山口きらら博」で使用されたゴンドラを移設して運営されており、ゼブラ柄にラッピングされたゴンドラが特徴です。山頂駅と山麓駅の間、全長(傾斜長)317メートル、高低差 48メートルを結んでいます。
East Side Park(遊園地)
遊園地エリアである「East Side Park」には、スリルライドやファミリー向けのアトラクションが数多く揃っています。特に注目すべきは、2022年にスペースワールドから移設された大型コースター「ヴィーナスGP」です。その他にも、「ディアブロ」や「ハリケーン」といったスリル満点の絶叫マシンが人気を集めています。
バンパーボートやバズーカ砲、ミラーナの心理迷宮、ショッキングホラーミュージアムなど、さまざまなエンターテイメントもあり、ファミリー向けのアトラクションやキッズアトラクションも充実しています。
アクエリア(夏期限定プールエリア)
夏期営業のプールエリアには、流水プール、渚プール、キッズプール、ロックプール、スライダー、サーフィンダウンヒル、ロッキーリバーラン、ウォータースライダー、GOGOスライダー、UFOラフティング、パイレーツ キッズ アクエリアがあります。
夏季には、プールエリア「アクエリア」が営業されます。流水プールや渚プール、子供向けのキッズプールなど、多彩なプール施設が揃っており、夏の暑さを涼しく楽しむことができます。また、スペースワールドから移設された「GOGOスライダー」や「UFOラフティング」などのウォータースライダーも人気のアトラクションとなっています。
アイスパーク(冬期限定スケートリンク)
冬季限定で営業されるアイスパークでは、56m×26mの本格的なアイススケートリンクが設置され、多くのスケート愛好者が訪れます。家族連れや友人同士で楽しむことができる施設として、冬の姫路セントラルパークを彩ります。
付属施設
園内には、各種レストランや軽食ブース、お土産ショップなども充実しており、訪れる人々のニーズに応えています。また、遊園地内ではドッグショーなども開催され、ペット同伴で楽しむことができる施設も整っています。
姫路セントラルパークの概要
姫路セントラルパークは、1984年にオープンし、大阪周辺で他にはないレジャー施設として開発されました。サファリパーク形式の動物園と遊園地を併設して運営しており、地元では「姫セン」という愛称で親しまれています。
歴史
1978年に設立され、1984年にオープンしました。2002年に経営破綻しましたが、加森観光に譲渡され、現在の運営は株式会社ジャパンパーク&リゾートが行っています。夏期にはプールやナイトサファリ、冬期にはスケートリンクが限定営業されます。
ケニアのナイロビ国立公園との提携
姫路セントラルパークはケニアのナイロビ国立公園と姉妹園提携しています。
アクセス
姫路セントラルパークへのアクセスは、JR姫路駅や山陽姫路駅から神姫バスで簡単に行くことができます。バスは姫路セントラルパーク行きの直行便が運行しており、終点で下車すればすぐに園内に到着します。
その他の特徴とエピソード
姫路セントラルパークは、その特異な立地やアクセス性から「日本一心の距離が遠いサファリパーク」としてユニークなPR活動を行っています。また、園内の観覧車「ジャイアントホイール」は、稼働当初「世界一高い観覧車」の記録を持っていました。さらに、2020年には新型コロナウイルス感染症の影響で一時休園した際、飼育されている動物の写真や動画をオンラインで公開し、「日本一癒されるサイト」として多くの人々に親しまれました。
姫路セントラルパークは、地域に根ざした魅力的な施設として、今後も多くの人々に愛され続けることでしょう。