施設の概要
吹き戻しの里は、国内産の約80%の吹き戻しを製造している工場であり、その工場が運営する見学施設です。ここでは、製作体験の他にも、工場見学や吹き戻しを使った様々なアクティビティが楽しめます。また、この施設では吹き戻しの文化や歴史についても学べる展示があり、昔懐かしい遊び道具としての吹き戻しの魅力を再発見することができます。
吹き戻しの日
吹き戻しの形が数字の「6」に似ていることから、株式会社吹き戻しの里は6月6日を「吹き戻しの日」として制定し、これが日本記念日協会に認定されました。同様に、日本吹き戻し保存協会が9月9日を記念日として制定していましたが、協会の活動停止に伴い現在は廃止されています。
ギネス世界記録
2009年7月、吹き戻しの里は淡路島の地元住民と観光客765人が参加し、10秒間にわたって同時に吹き戻しを吹いた記録がギネス世界記録に認定されました。このイベントは吹き戻しの魅力を広めるために開催されたもので、多くの人々が一体となって楽しんだ瞬間を記録に残しました。
営業時間と入場料
吹き戻しの里は、以下の時間帯で営業しています:
- 10:00~11:30(12:00終了)
- 13:00~15:30(16:00終了)
入場料は以下の通りです:
- おとな(高校生以上): 800円(税込)
- こども(3歳~中学生): 400円(税込)
アクセス
吹き戻しの里へのアクセスは以下の通りです:
- 神戸淡路鳴門自動車道 東浦ICから車で6分
- あわ神あわ姫バス 吹き戻しの里前バス停から徒歩2分
吹き戻し: 昔懐かしい笛のおもちゃ
吹き戻し(ふきもどし)は、縁日などでよく見かける笛のおもちゃで、プラスチックの吹き口と潰れて丸まった紙筒から構成されています。息を吹き込むと「ピー」という音と共に紙筒が伸び、吹くのを止めると紙筒がクルッと元に戻ります。このシンプルな動きと音が特徴で、子供から大人まで楽しめるアイテムとして広く親しまれています。
吹き戻しの仕組みと用途
吹き戻しは、その見た目のユニークさから宴会芸としても利用されることが多く、その仕掛けは、丸まった紙筒の中に入っている細い金属の線材によって成り立っています。また、吹き戻しは、腹式呼吸や口元の筋肉を鍛えるためのトレーニング道具としても注目されており、近年ではリハビリテーションにも利用されています。
吹き戻しのバリエーション
通常の一本の吹き戻しの他にも、二股や三股に分かれたもの、または鼻眼鏡と組み合わせたものなど、さまざまなバリエーションが存在します。これらは、ユニークさを強調するためにパーティーやイベントで使用されることが多いです。
吹き戻しの日と記念日
先述のように、吹き戻しの形が数字の「6」に似ていることから、6月6日が「吹き戻しの日」として制定されています。この日には、吹き戻しを使った様々なイベントが開催されることがあり、吹き戻しの魅力を再発見する機会となっています。
ギネス世界記録の更新
2009年のギネス記録は、その後同年11月に東京ビッグサイトで開催された水樹奈々のファンクラブイベントで、6961人が参加して更新されました。このように、吹き戻しは多くの人々に愛され続けている日本の伝統的なおもちゃです。