周囲400メートル、高さ28メートルの白亜の島で、大きな岩がそびえ立ち、まるで軍艦がこちらに向かってくるかのような迫力を感じる「見附島」。
能登のシンボルとして知られるこの島は、空海(弘法大師)が布教のために渡った際に見つけたと言われ、見附島の名前も「見つけた」という意味からきています。
軍艦のような特徴的な形状から「軍艦島」や「見月島」とも呼ばれ、親しまれています。
干潮の時間帯には踏み石が現れ、島まで歩いて行くことができ、そのスリリングな体験は忘れられないものです。
島内には見附神社があり、美しい自然が広がっています。
浜辺には縁結びの鐘があり、恋人の聖地「えんむすびーち」としても知られています。
夜にはライトアップされ、ロマンチックな雰囲気に包まれます。
さらに、美しい景色を楽しむなら人が少ない朝や日の出の時間帯がおすすめです。
かつては見附島から20メートル離れた場所に約10メートルの「小島」と呼ばれる岩も存在していましたが、浸食により年月が経つにつれて小さくなり、2019年に消失してしまいました。
しかし、見附島自体はその風格を保ちながら、多くの人々に愛され続けています。
見附島は能登半島国定公園にあり、見附島周辺には公園として整備されていて、遊歩道や海水浴場、キャンプ場も整備などがあり、多くの人々が訪れてにぎわっています。
見附島のすぐそばには、見附島とオーシャンビューを望める喫茶スペースのあるお食事処「見附茶屋」があり、お土産や物産品なども販売されています。
能登を代表する見附島で、大迫力の軍艦の姿と壮大な自然を満喫しましょう。
散策自由
ライトアップ
3月~9月 19:00~22:45頃
10月~2月 17:45~22:30頃
散策自由
北陸自動車道「金沢森本I.C」から車で128分
能登有料道路・能越自動車道・珠洲道路経由
金沢駅西口から珠洲特急線に乗車し「珠洲鵜飼」下車、徒歩17分
金沢駅西口から珠洲・宇出津特急線に乗車し「南鵜飼」下車、徒歩8分