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赤間神宮

(あかま じんぐう)

平家ゆかりの陸の竜宮城

源平壇之浦の合戦(栄華を誇った平家が源氏に敗れて滅亡に至った最後の戦い)において、二位の尼に抱かれて入水された幼帝安徳天皇を祀った神社。平家一門を祀る塚があることでも有名。

859年に阿弥陀寺として創建、江戸時代までは安徳天皇御影堂といい、仏式により祀られていた。
阿弥陀寺は『耳なし芳一』の舞台であったが、廃仏毀釈により神社となり現在に至る。

関門海峡を臨み、白壁に朱塗の水天門がある。境内には、平家一門の墓、小泉八雲の怪談で有名な耳なし芳一の芳一堂や、貴重な資料を展示した宝物殿などもある。夜はライトアップされる。

毎年5月には安徳幼帝を偲んで「先帝祭」が行われ、平家の女官の赤間神宮への参拝を再現した、豪華絢爛な時代絵巻が繰り広げられる。

赤間神宮の概要

赤間神宮(あかまじんぐう)は、山口県下関市に位置する神社で、歴史的にも文化的にも重要な役割を果たしています。神宮の設立は1185年に遡り、壇ノ浦の戦いで亡くなった安徳天皇を祀っています。赤間神宮は、その美しい境内と歴史的な背景から、多くの観光客や信仰者が訪れる場所となっています。

歴史

赤間神宮の歴史は、壇ノ浦の戦いでの敗北と共に悲劇的に始まります。この戦いで平家は滅亡し、幼い安徳天皇も命を落としました。その後、1185年に安徳天皇の御霊を慰めるために、当時の武士や貴族たちによって創建されました。江戸時代には長州藩の庇護の下で隆盛を極め、現在もその影響を受け継いでいます。

建築と境内

赤間神宮の建築は、日本の伝統的な神社建築様式を取り入れており、主に本殿、拝殿、楼門などが含まれます。本殿は神聖な場所であり、参拝者はここで祈りを捧げます。拝殿は参拝者が礼拝を行う場所であり、その美しい装飾が特徴です。また、楼門は神社の入り口を守る重要な建築物で、訪れる人々を迎え入れます。

祭事と行事

赤間神宮では、年間を通じて様々な祭事や行事が行われています。特に注目すべきは、毎年4月に行われる「春の大祭」です。この祭りでは、地元の人々や観光客が一堂に会し、盛大な神事や伝統的な舞が奉納されます。また、秋には「秋の大祭」も開催され、多くの参拝者が訪れます。

文化財と観光

赤間神宮は、多くの文化財を有しており、その中には重要文化財に指定されているものもあります。例えば、本殿や拝殿などの建築物は、その歴史的価値から重要文化財に指定されています。また、境内には美しい庭園や歴史的な遺物が点在しており、訪れる人々に日本の伝統と歴史を感じさせます。

アクセスと周辺情報

赤間神宮へのアクセスは非常に便利で、下関市の中心部から車や公共交通機関で簡単に訪れることができます。最寄りの駅はJR下関駅で、そこからバスやタクシーを利用して約10分ほどで到着します。また、神宮の周辺には、関門海峡や唐戸市場などの観光スポットも多く、訪れる人々にとって魅力的なエリアです。

まとめ

赤間神宮は、その深い歴史と美しい建築、そして豊かな文化財で知られています。壇ノ浦の戦いでの悲劇を背景に持つこの神社は、多くの人々に愛され、訪れる人々に感動を与えています。歴史的な背景を学びながら、美しい境内を散策することは、訪れる人々にとって特別な体験となるでしょう。

Information

名称
赤間神宮
(あかま じんぐう)
Akama Jingu Shrine
リンク
公式サイト
住所
山口県下関市阿弥陀寺町4-1
電話番号
083-231-4138
営業時間

宝物殿 9:00~16:30

定休日

無休

料金

宝物殿 100円

駐車場
50台
アクセス

JR下関駅からバス9分「赤間神宮前」下車すぐ
JR新下関駅からバス約20分「赤間神宮前」下車すぐ

エリア
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